人口減少地区に新築のタワーマンションが建っていると、違和感がある。
田舎の風景に似つかわしくない。それに、過疎化しているのだ。何故、住宅を確保する必要がある。
話は分かる。新たに建設すれば業者は儲かる。経済は潤う。
でも、家がない人もいる。人口が減少してタワーマンションが建設されて、その分、空き家がたくさんできるのに。
だから、空き家をシェアハウスにすればいい。家に住める、家が傷まずに済む、仕事が見つかる、家主も稼げる、経済が潤う。
何よりも既存の物を再活用するという考え方が好きだ。
「建てない建築家」と称する坂口恭平氏は路上生活者が廃材やビニールハウスを再利用して作る家こそが至高と考えた。
彼が考案した可動式の住居「モバイルハウス」は路上生活者の経験と知恵が存分に活かされている。
居場所がない人はたくさんいます。
既存の家屋を再活用してシェアハウスにしませんか?
空き家、待っています。