雑記

恋愛偏差値0からの恋愛学

恋愛という営みは実に奇妙である。

勉強や運動、学歴や体力。その人を推し測る指標のほとんどは、

仕事の能力、社会的地位とある程度連動する。

ところが恋愛はむしろ社会性、社会適応力と反比例する。

情緒も収入も不安定な人ほど愛を求める。

自分の周囲を眺めてみると、もちろん草食系ばかりというのもあるが、

社会生活が順調な人ほど恋愛に疎い。

もちろん、仕事が忙しくてそれどころではないというのも関連している。

 

以前のアルバイト先で、先輩が「出会いがない」とか「とある女性社員が冷たい」とかぼやいていたが、

色恋の前に定職を見つけるのが先だろと思わず突っ込みたくなった。

そもそも社内恋愛があっても、社員は社員とくっつくだろう。男女の立場が反対であれば、あり得る話だが。

 

このように、僕は恋愛については保守的な原理主義者である。

就職活動していたとき、他人の恋バナに羨ましいと思いながらも、まず就職が優先だと言い聞かせた。

そして、就職し生活を立て直した今日、僕は恋愛がしたくなった。