雑記

正社員信仰への警鐘

「若者正社員化計画」

具体的なキャッチコピーは失念したが、電車の中づり広告にこのようなものがあった。

要は、国や都道府県、若しくは民間の人材紹介会社による若者の就労支援の一環であるのだが、

就労のゴールを正社員に限定している点に多少の疑問が残る。

確かに、高度経済成長から40年以上経過した現在でも、

我が国の正社員信仰は未だ根強く、正社員以外は考えられない求職者が大半である。

既卒者であっても、新卒の気分が抜け切れず、正社員への拘りを捨てきれないでいる。

しかしながら、多くが非正規雇用に置き換わった今日、正社員での就労は非常に狭き門となっている。

本年9月30日に施工された改正派遣法が追い討ちをかける。

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