Kakedasu™

家に居場所がない人が頼れる!Kakedasuという仕組み

不登校新聞の子ども若者編集部のさゆさんに、Kakedasuの紹介記事を寄稿頂きました!

以前にも、こちらの記事でシェアハウスを紹介頂きましたので、こちらも合わせてご覧ください!
【家出経験者が教えます!!家に帰りたくない時に頼れる団体&大人たち!✧︎ (女の子編) 】


家に居場所がないと感じている時 虐待やDVを受けていて家にいられないけど 住む場所もお金もなくて困っている時に安全な場所を紹介してくれたり、これからのことを個人に合わせて考えてくれる
Kakedasu(カケダス)という仕組みがあります。

Kakedasuは多様性のある様々なシェアハウスが、通常運営を続けつつ、
出来る範囲で支援を行い 様々な問題を抱える若者が自然に、ゆるやかに駆け込めるセーフティーネットを作っていくプロジェクトのことです。

ツイッター
https://twitter.com/kakedasu_now

公式サイト
https://kakedasu.com/

一般社団法人こどもとみらい教育研究会が運営しています。

ツィッター
https://twitter.com/c_miraihouse

公式サイト
https://cotohouse.info/

まぁ 簡単に言うと、たとえば家で虐待を受けて家から飛び出してきたけれど 今夜泊まる場所がない時に Kakedasuのフォームから相談をすると
そこに登録をしている色々な支援団体に届いて 登録をしている団体の中から 個人のニーズや悩みの内容に応じて 団体を紹介してくれるネットワークのようなもの といった感じだと伝わりやすいかな?

また、ほかの団体を紹介するだけではなくて、住む場所に困っている場合は
Kakedasuを運営している団体のシェアハウスを案内してくれたり 親や家族にばれないように住民票などを移す手続きも手伝ってくれたりもします。

シェアハウスの内観

Kakedasuに相談した人の多くは 運営団体のシェアハウスにそのまま入居する形が多いですが 中にはシェアハウスに入居はしたものの 住民と合わなかったり家賃が払えず
困窮してシェアハウスを出ることになったり生活保護を受けたり 別の支援団体を紹介するケースもあることから 人によって合う合わないがやっぱりあるので

シェアハウスに入居には至らなくても Kakedasuに登録されている色々な支援団体を見学したり 柔軟に個人一人一人にあった対応ができるような仕組みは 自分がこれから生きていくうえで大切なことだと思うし そういう仕組みがいま社会に求められていると思います。

ある団体が合わなかったら またその中にある団体を頼ってもいいし
見学だけでも全然大丈夫みたいです。

社会的な居場所をなくして切羽詰まってしまった時 
安全な情報にたどり着ける人は少ないです。
どうしても今すぐ助けが欲しくて藁にもすがる思いで助けてくれる人をSNSや街で探すと
安全な情報とそうでない情報が複雑に絡み合い 正しい情報を得ることが難しく
犯罪に巻き込まれたり孤立を深めてしまうことにも繋がりかねません。

そんな時に頼れる団体がひとつしかないと、もしそこが合わなかった時に
「自分を助けてくれる人なんて、みんなこんなものなんだ。」とか
「安全な団体なんて信用できない」といったように 正しい情報すべてを遮断し
自分を利用する大人しか頼れない というふうになってしまいます。

そんな時にKakedasuのような仕組みがあれば 救われる人は多いのではないかと思うし
頼る先は一つじゃなくていいんだと希望を持つことができるのではないかと思います。

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